ブログ
Blog
Blog
こんにちは。
宝塚市の隣、兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。
虫歯を治したり、子供の歯を治療したり、矯正したりしています。
さて、今回は歯の丈夫さについて考えていきたいと思います。
歯を壊すものとして、有名なものは虫歯ですよね。
では虫歯にならないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
一つの答えは歯磨きですね。
ではそれ以外の方法はないのでしょうか?
歯磨きというのも歯の表面から虫歯菌を取り除くもの。
簡単に言うと、
歯を助ける行為になります。
もし歯自体が強くなり、虫歯に負けず跳ね返す力があれば最高ですね。
では本題へと移っていきましょう。
歯のエナメル質や象牙質を硬くして、
物理的に歯を丈夫にするためには、
歯を丈夫にする「栄養」を十分に摂ることが大事です。
つまり普段食べる食べ物から栄養をとるということになります。
歯を強くする栄養素は主に以下になります。
カルシウムは、歯の石灰化の働きを助けます。
石灰化とは、唾液がカルシウムイオンとリン酸イオンを補給し、
エナメル質の結晶を新しく形成することです。
歯の鎧であるエナメル質が硬く強固になれば、
歯自体が強くなったといっても過言ではありません。
カルシウムは、以下の食品から摂ることができます。
ビタミンAは、エナメル質の土台を作ります。
また、ビタミンAは、免疫機能を助け、
歯の他にも目、骨、肌、爪の健康を保つ働きがあります。
ビタミンAは、以下の食品から摂ることができます。
ビタミンAは水溶性で、体の中の水分に溶ける栄養素になります。
これは体外に排出もされやすいことを意味します。
つまり、
体に入れてもすぐに出ていってしまうので、
定期的な接種が必要になります。
ビタミンCは、象牙質の土台を作ります。
ビタミンCは、以下の食品から摂ることができます。
以上のように、カルシウム・ビタミンA・ビタミンCが豊富に含まれている食物を
意識的に摂ることで、歯を物理的に強くすることができます。
こう考えると歯も体の一部なんだな、
大切にしないといけないなということがわかりますね。